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非日常の楽しさを届ける「着付け師」

目次Index

着物に関わる仕事として、日々多くのお客様へ「非日常の着物の楽しみ」を提供するレンタル着物店。京都の老舗レンタル着物店である「岡本」監修のもと、実際にどのようなお仕事をしているのか、魅力ややりがいを含め、お伝えしていきます。

どこまでも美しく、動きやすく
レンタル着物店の着付け師のお仕事

「レンタルきもの岡本」へ入社した方は、全員がまず受付スタッフとしてスタートし、ヘアセットをマスターしてから着付けの技術を学びます。レンタル着物店にとって着付け師はお客様満足の中核を担うお仕事です。

誰が見ても美しく、それでいて京都散策をしやすい気安さを両立させる必要があります。元々の経験やスキルにもよりますが、だいたい1年~2年ほどの期間は基本の技術を磨いてから、お客様を担当できるようになるのです。

入社9年目の着付け師Yさんイメージ

入社9年目の着付け師Yさん

元々美容師として着付けに携わった後に岡本へ着付け師として転職されたYさん。元々着付けの大会などにも出場するほどの技術を持っていました。着付けを専門の仕事にしようと決意し、レンタル着物店へ転職をされたそうです。

着付け師の1日のタイムスケジュール

  • 8:30 店舗へ出社し、制服への着替えや身支度などを済ませます。鍵当番の日などは早めに来て、昨日の残りの洗濯物を回したり、PCのメールチェックなどをしています。その後、スタッフ全員で店舗のオープン作業をします。
  • 8:50 朝礼にて、その日のスケジュールやご予約状況を確認します。
  • 9:00 お客様がご来店されるので、予約プランの確認やお会計などの受付業務をします。そのままお客様のお見立て、着付けを担当します。受付から着付け・ヘアセット完了まで、だいたい1時間程度のお時間を頂戴しています。着付けは15分程度で対応をします。
  • 13:00 午前中のお客様のご来店のピークが過ぎ次第、順番にお昼休憩を取ります。
  • 14:00 午後にご来店されたお客様の対応をします。また着物のご返却の受付なども行います。
  • 18:00 閉店時間が過ぎると店舗の清掃作業や明日の準備を行います。時間があるときはスタッフ同士でヘアセットや着付けの練習をします。
  • 18:30 退勤後は同年代のスタッフと食事をしたり、後輩の着付けレッスンをみたりします。

レンタル着物店の着付け師のお仕事内容

体型補正・襦袢の着付け

体型補正・襦袢の着付け

ぴったりと背中心や襟を合わせる、美しい着物の基本

お着物を選び終わったお客様の着付けを開始します。まずは着物~補正から。お客様の体型に合わせて、パットやタオルを巻いてメリハリをなくしていくことで、スッキリとした美しい着物姿に仕上がります。

次に襦袢を着せていきます。襦袢の背中心を体の中心に合わせる、首から衿の間を取る、襟を均等にぴったりと体へつけるなど、着付けが終わった後の美しさがこの段階で決まります。

また、お客様は慣れない着付けに緊張をされていることも多いです。どこからいらっしゃったのか、これからどこへ散策へ行かれるのかなど、何気ないお話をすることでリラックスしていただけるように努めます。

着物の着付け

着物の着付けイメージ

美しさと共に、お客様の動きやすさも考える

次に着物の着付けに移ります。襦袢と同じく襟が均等になっているか、浮いていないか、おはしょりは均等か、胴や脇にしわが寄っていないかを確認しながら、手早く着付けをします。お客様はこれからお出かけになるところですから、スピーディーに対応することが大切です。

お客様がどれくらい着物に慣れていらっしゃるか、締め具合はつらくないかなども確認し、着崩れが発生しない範囲でできるだけ歩きやすく調整をすることも大切です。どこへ何時間ほど散策されるのかなどもお伺いしながら、バランスをとっていくことが求められます。

帯を締める

帯を締めるイメージ

帯と帯どめを締め、美しい着物姿を完成させる

最後に帯を止めます。後ろから見ても華やかに仕上がりながらも、お客様が着物姿でも座りやすいように、帯の形を工夫していきます。この段階でもお客様に苦しくないか、動きにくいところはないか確認をしながら進めることが大切です。着崩れず、それでいて動きやすい。このバランスを取ることがレンタル着物店の着付け師として大切だと考えています。

Summary
KITUKETOWA編集チームより

レンタルきもの岡本のお仕事の中核ともいえる着付け師。単純に「着物を着せる」だけではない、京都旅行を楽しんでいただくためにも、京都エリアで最も美しい着付けを目指すという誇りが感じられます。
日々多くのお客様が来店される人気店だからこそ、スピードとクオリティを両立させる着付けの技術を成長させ続けられるのでしょう。

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着付け師から見たレンタル着物店の「やりがい」

ご提案した着物や着付けをお客様が気に入ってくださるとき

レンタル着物店の「やりがい」イメージ

どんな着物をお召しになりたいか、まだしっかりとしたイメージのないお客様に対して、着ていらっしゃるお洋服や髪型、雰囲気、回る予定の観光地などから少しずつ好みを探って、最終的にご提案したものを気に入っていただけたときは、やはりやりがいを感じます。着付けにしてもできるだけ着崩れることがないように、その上でお客様が楽だと思っていただける提案が必要です。紐のちょっとした結び位置や締め具合で、着やすさは大きく変わります。

ご提案というのなら、観光地のおすすめスポットを質問された際に、人気のカフェなどをご紹介することで喜ばれたりもします。

「岡本を選んでよかった」「あなたに着付けしてもらえてよかった」とお客様に言っていただたり、実際に4~5回くらい岡本にご来店してくださっているお客様もいたり、レンタル着物店の「やりがい」があると思います。

着付け師から見たレンタル着物店の「働きやすさ」

技術が身に付く環境がつくられている

レンタル着物店の「働きやすさ」イメージ

岡本で着付け師として働くようになって9年が経ち、ありがたいことに後輩へ着付けを教えることも増えてきました。みんな自主的に、どんどん技術を身に付けようと取り組んでくれていて、自分自身も刺激を受けることが多いです。

着付け師は専門的な技術職ですので、その技術・知識にゴールはありません。私自身、今は振袖や訪問着、そして晴れ着の着付けなども学んでいる最中です。こういった正装の着付けができるスタッフが増えていくように、私自身も取り組んでいきたいと思っていますし、それが実現できる環境にあるのが岡本の「働きやすさ」だと思います。

それとまったく別の内容にはなりますが、事前に申請さえしていれば土日祝でも休みが取れるというのも、働きやすいと感じています。私の趣味はライブへ参加することですが、美容師時代はどうしても休みがもらえず泣く泣く諦めることも多かったので…。スタッフのプライベートも大切にしてくれるのが嬉しいです。

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未経験からでも着付け師・ヘアセットとしてプロになれる教育体制が確立されているのも特徴です。