着付け
一生モノの仕事にできる
京都のレンタル着物店
「岡本」
採用サイトを見る

Check

着物に関わる仕事を一生モノにしたい人のメディア 「KITUKETOWA」 » 着付け師として働くためのコラム » 着付け師になるにはどうする?

着付け師になるにはどうする?

目次Index

いざ「着付け師になりたい」と思っても、どのように着付け師を選べば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。

こちらのページでは、着付け師になるにはどのようにするべきか、着付けを仕事にする方法や必要とされるスキル、経験を解説します。

着付け師になるため手段

着付け師になるための学校(スクール)に通う

着付け師になるため、大多数の人が検討するであろう方法が「スクールに通う」こと。初心者向けに丁寧に教えて呉れれる上に、資格を取得できるスクールも多く存在します。

ただし、後述する通り、資格と言っても「国家資格」「民間資格」に分かれ、スクール独自の資格のみが取得可能になっているスクールもあるため、注意が必要です。

スクールに通う際は、最終的な目標や自分との相性を踏まえて考えてみましょう。

着付け師になるためのスクールの選び方は?

着付け師になるためには、まずは信頼できる着付け教室を選ぶことが重要です。選び方のポイントとしては、カリキュラムの内容、講師の経験、口コミや評判、費用などがあります。

カリキュラムは、初心者から上級者までのステップアップが明確で、自分の目標に合わせた学習ができるかを確認しましょう。講師の経験も重要です。プロの着付け師としての実績があり、教えることに慣れている講師がいる教室を選ぶと安心です。口コミや評判は、インターネットでの検索やSNSでの評価をチェックすることで把握できます。費用については、初期費用や月謝だけでなく、必要な道具や材料費が含まれているかも確認しましょう。総合的にバランスの取れた教室を選ぶことで、効率よく技術を習得できます。

着付け師になるための資格を取得する

着付け師の資格を取得するためには、まず認定された着付け教室で一定の講座を受講することが必要です。講座を修了後、指定の試験に合格することで資格が取得できます。

着付け師の資格を取得するための準備としては、まず基礎的な知識と技術を習得することが重要です。これには、基本的な帯結びや着物の種類、TPOに合わせた着付けの知識が含まれます。試験対策としては、過去の試験問題や模擬試験を活用し、実際の試験形式に慣れることが効果的です。また、実技試験ではスピードと正確さが求められるため、日頃からの練習が欠かせません。さらに、資格取得後も技術の向上を目指して定期的に研修やセミナーに参加することが、プロの着付け師としての成長につながります。

着付け師には国家資格と民間資格が存在します。民間資格は団体や教室ごとに様々な種類があるため、興味を持てるスクールや資格内容について一度確認してみると良いでしょう。では、具体的にどのような資格があるのでしょうか。

着付け技能検定

2010年に厚生労働省から認定を受けた国家資格である「着付け技能検定」。他人への着付けに関する技能の向上や、着付けに従事する人の社会的地位向上が目的の資格です。1級と2級がありますが、1級は実務経験が必要なため要注意です。

各種学校が主催する民間資格

着付け師の資格は、民間資格の団体や教室が認定している資格も多く存在しています。各学校の着物講師や、師範認定資格といったものが代表的です。詳細がそれぞれ異なるため、「自分がどんな着付け師になりたいか」「着付けの中でもどんなスキルや知識を身に着けたいか」ということをしっかりと考え、それに合わせた資格を取得することが大切です。

具体的な資格の内容は、下記のページで解説しています。着付け師を目指すにあたって資格を取得したいと考えている人は、是非参考にしてください。

着付け師の資格について
どんな資格があるか見てみる

未経験でも働ける着物店に就職する

着物店の中には、未経験でも着付けを教えてくれる店舗もあります。こういった「未経験歓迎」の職場であれば、「挑戦してみたい」という気持ちを大事にして、丁寧に教えてくれそうですよね。

そのためには、まずは職場探しが重要です。着物専門店・着物レンタル店や美容室、結婚式場など、着付け師が必要とされる場所は多岐にわたります。求人サイトやハローワークを活用して、自分に合った職場を見つけましょう。また、地域の着付け教室や着物イベントでのネットワーキングも有効です。そこで出会ったプロフェッショナルから直接情報を得たり、アドバイスを受けることができる場合があります。さらに、インターンシップや見習い制度を活用することで、実際の現場での経験を積むことができ、未経験でもスムーズに職場に溶け込むことができます。積極的に情報収集を行い、自分に最適な職場を見つけることが成功への第一歩です。

誰よりも早く実践経験を積んで、少しでも早く一人前に近づきたい!という人は、まず「着付け師になりやすい環境」として、着付けができるへの就職あるいは転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

未経験から着付けの仕事を目指せる!
京都の老舗レンタル店は?

知識より慣れ!着付けスキルが重要

着付けは知識よりも「実際に着付けできるかどうか」が最も重要です。

しかも着付け師が必要になる場ではタイムリミットがある程度設定されていることが多いので、仕上がりは美しいのに何時間もかかってしまった、となるとスキルを疑われる恐れも。

リアルな現場で学ぶことが、信頼される着付け師になるための第一歩かもしれません。

インターンシップやボランティア活動を通じて、実際の着付けの現場で経験を積むことが一つの方法です。例えば、地域の伝統行事や祭り、着物ショーなどでのボランティア活動に参加することで、多様な着付けの技術を実践する機会が得られます。

もちろん、前述の通り着物レンタル店や着物専門店、結婚式場や写真スタジオで働くことも有効です。こうした場では、短期間で多くの実務経験を積むことができます。

さらに、自宅での練習を重ねることも重要です。友人や家族をモデルにして、様々なシチュエーションに対応できるように練習しましょう。実際の現場でのフィードバックを活かし、技術を磨いていくことが、プロの着付け師として成長する鍵となります。

着付け師になるための勉強時間

着付けは独学で学ぶ方法もありますが、着付け師としてプロになることを目指すのであればやはり「教室に通い、信頼のおける資格を取得する」のがおすすめ。

資格は前述した通り民間資格と国家資格がありますが、民間の場合は最短3ヶ月程度、国家資格まで含めると5年程度が資格取得までの目安だと言われています。

座学より経験がものを言うからこそ、個人差に左右される部分が大きいそうです。

少しでも早く経験を積むために!
働きながら着付け師になれる京都の老舗レンタル店とは

着付け師としての活躍の場は?

着付け師として独り立ちするまでの道のりはなかなか長そうな印象ですが、そもそもどのような場所で活躍できる仕事なのでしょうか?代表例を見てみましょう。

呉服店・レンタル着物店の販売員として活躍

着付け師の就職先には「着物屋さん(呉服店)」が挙げられます。着物を購入する際には必ず試着されますから、スタッフにも着付けのスキルを求められることが多いのです。

また、成人式の振袖レンタル・購入者特典として、当日の着付けサービスが付帯されているケースもよく見られます。

毎日繰り返し着付けの作業と向き合えるので、スキルアップの場に選ぶ方も少なくないでしょう。

ホテルや結婚式場、料亭などで活躍

結婚式場やホテルなど、晴れの日や特別な記念日をお祝いする場でも着付け師は重宝されます。

花嫁をはじめとする主役の着付けはもちろん、当日のゲストに向けて着付けサービスを提供する会場もあるようなので、こちらもスキルアップの場として考えられそうです。

和装で接客するタイプのレストランでも着物ならではの振る舞いを分かっていたり、初心者をサポートできたりすることから、着付け師の有資格者が多く活躍しています。

着付け師の国家資格1級は、実務経験がないと取得できない!

着付け師には様々な資格が存在しますが、国家資格1級に関しては「実務経験がないと受験資格が与えられない」のが特徴

そのため、国家資格を目指す方は2級取得後、上記のような職場でキャリアを積む必要があります。

Summary
KITUKETOWA編集チームより

着付け師と言われるとまずは資格が必要!と思ってしまいますが、実際には学校や教室に行くだけではなく、より多くの着付けを経験してスキルを身に付けることが大切です。

着付けは回数を重ねれば重ねるほど素早く、かつ美しく仕上げられるようになりますから、学べる職場で適切なノウハウを培えると良いですね。

未経験から着付けの仕事を目指すなら
京都の老舗レンタル店の取り組み

関連記事
監修
sponsored by
レンタルきもの岡本について
レンタルきもの岡本について
1日100組ものお客様が訪れる
京都の老舗レンタル着物店

レンタルきもの岡本は、創業190年を超える老舗織物店「岡本」の着物レンタル専門店。着付けやヘアセットの技術力が高いと評判を集めています。
未経験からでも着付け師・ヘアセットとしてプロになれる教育体制が確立されているのも特徴です。