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着付け師は大変?実態を調査

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成人式や結婚式など、お客さまの大切な晴れの日に彩りを添えられる着付け師の仕事は、大変な場面もありますが非常に魅力的な仕事でもあります。こちらの記事では、着付け師として働く上で大変な部分とやりがいが感じられる部分について紹介していますので、着付け師の仕事に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

着付け師の大変なところは?

体力勝負なところ

着付けの仕事は意外と力を使う場面が多いため、体力勝負な仕事といえます。例えば、着物の帯や紐を締める際にはしっかりと締める必要があります。きちんと必要な力で帯や紐を締められなければ、すぐに着崩れてしまいます。

20代から40代くらいであれば体力はまだありますし、しっかりと力を入れて帯や紐を締められるでしょう。しかし、段々と体力が落ちていくとともに腰や肩など、体のさまざまな部分に痛みを感じる人もいます。成人式の着付けなどは早朝から何人もの着付けを行っていくため、特に体力が必要な場面となります。

プレッシャーを感じる場面が多いこと

着付け師はプレッシャーを感じる場面が多いのも特徴の一つといえます。それは、着物を着る場面はお客さまにとって非常に大切なタイミングである場合が多いためです。大切な節目の時に着付けを失敗してはならない、という気持ちから、大きなプレッシャーを感じるでしょう。

さらに、時間通りに美しく正しく着付けを行う必要となります。時間に余裕があればゆっくり着付けができますが、着付けがあまりにも長いと着る方も疲れてしまいます。この点からも時間通りに、着心地も考えつつ着付けを行う必要があります。

また呉服店で着付け師として働く場合には、売り上げのノルマに追われてしまうといったプレッシャーを感じてしまう場合もあるようです。

スキルアップが欠かせないこと

着付け師として活躍したいと考えている場合には、スキルアップを常に意識していく必要があるといえます。スキルアップができなければ、いつまで経っても着付けの技術は向上していかないですし、センスも磨けません。そのような場合にはお客さまからのクレームにつながってしまう場合もあるでしょう。そうなると着付け師としての評判が落ちてしまいますし、着付け師として仕事を続けていくことは難しくなってしまうと考えられます。

着付け師の繁忙期は成人の日や卒業式、七五三の時期

さまざまな節目で活躍する着付け師ですが、繁忙期は「成人の日」「卒業式」「七五三」の時期であるといえるでしょう。

成人の日は朝5時から予約が入ることも

着付け師が1年のうち最も忙しいと考えられるのは「成人の日」。その日に式典に出席する成人の着付けを行う必要があることから、一年で最も着付けの仕事が集中するとともに、式典の時間までに着付けを終わらせる必要があります。

成人の日は朝の5時から予約が入ることも。そのため朝4時頃から出勤し、昼過ぎまで着付けを行っていくことになります。その後は、担当した人数の集計や片付けを行います。

当日は非常に多くのお客さまが訪れますので、現場ではそれぞれのスタッフの連携が非常に重要。お客さまひとりひとりのスケジュールが決まっているため、遅れは決して許されない中で美しく、そして着崩れしない快適な着付けが求められます。

七五三はさまざまな年齢の子どもに対応が必要

七五三は7歳、5歳、3歳の節目に晴れ着を着て健やかな成長をお祝いします。一般的にご祈祷を行う正式な参拝日は11月15日ではあるものの、前後の休日を選ぶ方も多くいます。とはいえ七五三の時期も着付け師にとっても忙しい時期であることに変わりありません。

着付けやヘアメイクを済ませて参拝に向かう方が多く、数多くのお客さまを対応する必要があることに加えて、小さな子どもの場合は泣き出してしまったりじっとしていられないなど、なかなか着付けが進まないといったこともあるかもしれません。このように、七五三の時期も他のスタッフと連携しながら、臨機応変に対応していくことが求められるといえます。

着付け師のやりがいは?

お客様から感謝される

着付け師は、さまざまなお客さまから感謝される仕事でもあります。着物を着るのは、例えば成人式や結婚式など大切な節目であることが多い点が特徴です。そのように大切なタイミングに関われるのが着付け師という仕事なのです。

お客さまから「きれいに着付けていただいてありがとうございました」「素敵な記念日になりました」「着崩れることもなく過ごせました」といった感謝の言葉をいただく機会もあり、このような時に着付け師として大きなやりがいを感じられるでしょう。お客さまから感謝の言葉をいただける、非常に魅力のある仕事であるといえます。

日本の伝統文化を世界に発信できる

着物文化は世界に誇れる日本の伝統文化です。着付け師は、そのような歴史ある文化に携わり、世界に発信できる立場でもあります。

最近は海外からの旅行者も多く、海外の方も着物姿の人を目にする機会も増えているといえるでしょう。そのような中で、日本の伝統文化を発信できる仕事は、非常にやりがいがあるといえるのではないでしょうか。

自分自身のセンスを発揮できる

着付けは自分が持っているセンスを発揮できる仕事でもあります。着付けを学ぶ専門学校で学び、そこからセンスを磨いていく方法もありますし、中には小さな頃から着付けの技術を家で教えてもらっていた人もいるでしょう。どちらのケースでも、センスと技術が伴っていれば着付け師として活躍するチャンスがあるといえます。

そのため、専業の着付け師として働いている人もいれば、平日は他の業種で仕事をして、土日などに着付け師として働いている方もいるようです。

大変だけどやりがいがたくさん!着付け師になるには

着付け師は大変なことがたくさんありますが、やりがいもしっかりと感じられる非常に魅力的な仕事であるといえます。特に、お客さまの晴れの日に彩りを添えられる点は、何よりもやりがいが感じられる部分であるといえるのではないでしょうか。

もし着付けの仕事に興味がある方は、未経験でもチャレンジできます。下記のページでは未経験から着付け師を目指すための取り組みについてご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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